昨日は、久しぶりに結構な降雪がありました。今朝は除雪が入り、それなりに雪かきをしましたが、岩見沢などに比べれば申し訳ないほどのレベルです。
雪の中でどんな行動をしているかは、映像のような状態を観察して推察するほかありません。映像のように雪の中に穴を掘ってトンネルを作ったりしているので、このような雪の中でも野生のトウキョウトガリネズミは、活発に活動しているのでしょう。それにしても、冬季に捕獲してみたいものです。
昨日は、久しぶりに結構な降雪がありました。今朝は除雪が入り、それなりに雪かきをしましたが、岩見沢などに比べれば申し訳ないほどのレベルです。
雪の中でどんな行動をしているかは、映像のような状態を観察して推察するほかありません。映像のように雪の中に穴を掘ってトンネルを作ったりしているので、このような雪の中でも野生のトウキョウトガリネズミは、活発に活動しているのでしょう。それにしても、冬季に捕獲してみたいものです。
今(24日)は、朝3時過ぎからいきなり雪が降り積もり、2時間ほどで15cm強の積雪になりました。朝3時に何となく目が覚めましたので、外を確認してほとんど積もっていないことを確認して寝ましたので、油断してしまいました。朝の雪かきの時間がほとんど無く、出勤前に大変な目にあってしまいました。9時頃まで吹雪で、交通機関も1日中乱れ、夜も雪かきと大変な1日でした。でも、もっと沢山積もったところもありますので、それに比べれば大したことなかったのですが・・。
飼育小屋の入り口は吹きだまりになっており、小屋の中にも雪が吹き込んでいました。そんな中、トウキョウトガリネズミは相変わらず元気ですが、換毛は少しずつ進んで来ています。体重は、2.1gをキープしています。ただ今日は、出てくるのが遅かったので死んでしまったのかと心配しましたが、どうも休んで(寝て?)いたようで、出てきた時の動きがすごく緩慢でした。気温はー3℃程度なのでそんなに寒くはないのですが、夜の雪かきをしたあとに餌替えに行ったのでいつもより1時間半遅かったからでしょうか?これを書いているうちに日付けが変わってしまいました。雪の影響が大きかった1日でした。
昨日はオオアシトガリネズミでしたが、今日は同じ罠にエゾヤチネズミがかかった映像です。
嶮暮帰島では、トウキョウトガリネズミとオオアシトガリネズミとエゾヤチネズミが同じ場所に生息していて、エゾヤチネズミが一番個体数が多いです。この箱罠はトガリネズミ用なので、エゾヤチネズミには小さい感じですが、エゾヤチネズミは結構気に入っているようです。箱罠から出しても、同じ罠に多分同じ個体が何度も入ってきます。そして、箱罠内で糞尿を頻繁にします。その割には、体はほとんど汚れていませんが、エゾヤチネズミが入ると箱罠内が糞尿で汚れますので、その都度周辺の草の葉で拭いてきれいにします。一晩で大体5回巡回しますが、同じ箱罠に3~4回入ることもあります。その都度掃除することになりますので、墜落函より設置は楽ですが、回収時のメンテナンスは手間がかかる罠になります。
この映像は、30秒になっていますが、実は、罠から出て行くまで本人に任せて様子をみていたら10分間かかっています。いきなりライトを当てられてびっくりして固まっているのかもしれませんが、自分からはなかなか出てくれないことが多いです。頻繁にかかっている時は、強制的に出て行ってもらっています。
いつもは、墜落函という落とし罠を使っていますが、シャーマントラップという箱罠も最近は時々使用します。一般に販売されているシャーマントラップでは、トガリネズミ類の体重では軽すぎて、中に入ってもトリガーが落ちないことが多く、結果的にあまり捕獲できないのが現状です。
映像の箱罠は、北海道大学の大舘さんがロシアのトガリネズミの研究者が使用していた箱罠をコピーしたものをお借りして、調査したときの映像です。この箱罠は、体重が軽いトガリネズミでもトリガーが落ちる仕組みになっています。今日は、墜落函で捕獲されたオオアシトガリネズミと異なるオオアシトガリネズミの表情をみてください。
以前、パンダもどきのように白化したオオアシトガリネズミについて書きました。白化については、白い度合いは色々がありますが、それほど珍しい訳では無いですが、アルビノはとても珍しいと書きました。
下記は、アルビノのエゾトガリネズミの写真です。目まで真っ白です。北海道厚岸郡浜中町の酪農家である菅井さんから、提供していただいた個体です。自宅のネコが咥えて持ってきた個体がまだ生きていたので、当時浜中町にいた私に届けてくれました。最初は血だらけで、すぐに死ぬかと思ったのですが、結構長生きしてくれました。しかし、この個体には恥ずかしい思い出があります。
私はアルビノで死にかかっていた個体を生かすことで頭がいっぱいだったのか、一目でオオアシトガリネズミと思い込んでしまい、死亡後もそれを疑いもしませんでした。死亡時に体の各部の計測をしていたのですが、オオアシトガリネズミの計測値としてもおかしさを感じなかったので、そのままオオアシトガリネズミと思い込んだままでした。とは言え、珍しいので北海道大学に標本として寄贈することにしました。とても珍しい例なので北海道大学の大舘さんと共著で論文にする際に、大舘さんが少し小さいのでは無いかということで、上顎の歯列で確認したところエゾトガリネズミということが判りました。ということで無事エゾトガリネズミのアルビノ例として論文化されました。
このような希少な例は特にですが、基本に則って同定すべきなのを、直感的に思い込んだままにして、すべての部位での確認をせず放置して、間違ってしまったという恥ずかしい事例です。私の中では、いつもこれを見て「基本に忠実に」と反省させられる、忘れられない貴重な出来事になりました。
先日、「トウキョウトガリネズミのメニューにミミズは無い」というブログを書きましたが、オオアシトガリネズミはミミズが大好きです。とは言え、ミミズの大きさによっては、捕まえるのも大変です。ミミズは食べられないように暴れます。暴れているミミズを押さえ込むのは大変です。
この映像は、暴れているミミズを押さえ込むために草の中に引き釣りこんで、暴れないようにしてから、止めを刺すという一連の行動です。今回は飼育ケースの中で、下がプラッスチックだったため、足が滑って踏ん張りが利かなかったこともありますが、大きいミミズでしたので、少々手こずったシーンです。しかし、確実に後部を狙って、後ろ側から引き釣り込むという作戦は当初からの予定だったようで、攻め方に全く迷いがありません。小さなミミズであれば、その場で前足で押さえ込んで食べてしまうこともあります。