トウキョウトガリネズミの夜の活動(飼育下)  2020/8/18 23:35

自動撮影装置は、トロフィーカムXLT30MPを使用していて、トリガースピードは0.2秒で、1回の撮影時間は30秒に設定しています。

昨日の2020/8/18 22:58から37分後の映像です。この間に2回映像が記録されていますが、23:00以降約35分間映像が記録されていませんでした。飼育ケースの一部が写っていない場所もありますが、巣箱しか置いてありません。したがって、約35分間外では活動せず巣箱内にいたと思われます。22:58に餌を食べてから、現在まで食べていません。

トウキョウトガリネズミの夜の活動(飼育下)  2020/8/18 22:58

久々にトウキョウトガリネズミの話に戻ります。これから少し、飼育小屋で飼育されているトウキョウトガリネズミの自動撮影装置に記録された行動を紹介したいと思います。

飼育小屋を建てるまでは、書斎の一角で飼育していました。したがって、私の生活が影響を与えていたと推察されます。しかし、飼育小屋に移動させてからは、人間の影響を受けるのは最小限になりましたので、より自然な行動に近いと考えています・・・。

この映像は、餌を入れているケースから餌を取ろうとして、バランスを崩した。その後、その場所で食べずに、流木の下まで持って行き、そこで食べたという行動です。

餌を入れているケースが少し大きく、高さ(深さ)もありますので、餌までの距離が意外と遠かったのでしょう。バランスを崩したようです。餌を餌箱から取りだして、その場で食べることも結構見ますが、今回は外敵から狙われないようにか、流木の下まで持って行って食べていました。夜間ですので、捕食者は少ないと思いますが、やはりフクロウを気にしているのでしょうか?

この場所で飼育されて、2週間ほど経過しているので鳥の気配が無いことにも気がついているかと思いますが、油断はみられません。これが本来の姿のなのかもしれません。納得できる行動です。

 

嶮暮帰島の生態系のイメージ

嶮暮帰島の生態家のイメージ(絵は、(株)野生生物総合研究所の森田さんによるものです)

東日本大震災から10年目ということで、嶮暮帰島について思いつくことを書いてきました。合わせて、気がついたら嶮暮帰島に通い初めてから20年を超えていることを改めて認識しました。しかし、意外と嶮暮帰島の変化についてまとめていなかったことと、記録もあまりしっかり取っていなかったことに気づきましたので、資料を整理しようと思ったのがきっかけでした。この22年間、嶮暮帰島に行かなかった年はありませんでしたが、いつも、調査準備に疲れ、現地では時間が足りなく、睡眠不足で、とんぼ返りで自宅にもどりトガリネズミの飼育と仕事するということが恒例になっており、とにかくトガリネズミ調査以外の調査は基本的には行って来なかったのも事実です。しったがって、トガリネズミ以外の島の記録が曖昧なところも多いことが判りました。

改めて整理していて気づきました。津波の話から始めましたので、また重要なことを書いていなかったことです。上の図が、嶮暮帰島の主な鳥類と哺乳類が一番数多く生息している場所のイメージ図です。これをもっと早くアップしておくべきでした。嶮暮帰島のイメージが全く無い状態でのこれまでの話はわかりにくかったと反省しました。

図の左側は外海で、右側は琵琶瀬湾になります。エゾヤチネズミとオオアシトガリネズミは台地の上部にも、またトウキョウトガリネズミがいる琵琶瀬湾側の海岸線にいますが、この2種が多いのは台地上の上部になります。

 

 

 

嶮暮帰島 雑談 テント

ケシュアARPENAZ FAMILY 4.2

近年はキャンプが着目されていて、グッズは本当に多様になりました。しかし、私の場合は、登山のキャンプでも、キャンプ場のキャンプでもなく、調査のためのキャンプですので、テントに必要としている内容が少し異なります。また、テントは寝るだけのものではなく作業場なのですが、登山隊の共同テントほどの大きさと強度がなくても大丈夫ですが、設営や撤収を楽しむような時間はありませんので、強風でも素早く少人数設営でき、ある程度の降雨と強風に耐えられるものでないと困ります。つい最近までは、個人用の寝るためのテントは山岳用テント、共同テントはコールマンスクリーンテントを使用していました。現在コールマンスクリーンテントは3代目です。

嶮暮帰島におけるキャンプは、結構過酷です。強風、暑いですし、寒いですし、海鳥の糞爆弾をくらいますし、潮風をうけます。コールマンスクリーンテントは、細かいことは別にして丈夫で結構使い勝手が良いと思います。最近のものは以前よりも少人数でも設営しやすくなりましたが、嶮暮帰島のように常に結構な風が吹いているところでは、2人でも結構困難で、一人では至難の業になります。そう、私にとっては、一人では設営できないのが最大の欠点なのです。

最近、そろそろトウキョウトガリネズミの繁殖に決着をつけなければと強く思うようになってきました。そこで2019年に嶮暮帰島の捕獲調査にこれまで以上に複数回行くためには、ベースキャンプ用のテントを一人で建てられるようにするためにテントを探すことにしました。値段も手頃で、一人でも設営できそうなものが、ようやく見つけました。「QUECHUA (ケシュア) キャンプ ファミリーテント ARPENAZ FAMILY 4.2 – 4人用 2ルーム」です。もう廃盤になってしまいましたが、一時期雑誌にコスパが良いテントとして紹介されていました。

結論を言いますと、私的には値段を多少上げて、裾にスカートとつけて、入り口だけで良いので網戸をつけて、フレームをアルミにしてくれれば、最高だったのにと思います。耐水性や耐風性については、概ね満足ですし、強風でも一人設営できるとこには満足しています。しかし、スカートがない分換気は良いのですが、夜は寒く、コシジロウミツバメの侵入が容易ですし、網戸がないので日中は暑いし、入り口を開けていなくても、蚊や虫が沢山侵入してくるという状態です。日本の気候に合わせて作っていないので仕方ないですが、とても残念なテントです。スカートについては、ブルーシートは切ってクリックでとめて代用していますが、暑さだけは改善されません。残念です。

モデルチェンジされましたが、私に取っては改悪でした。別のメーカではスカートや網戸が無いモデルは少ないですが一人で設営できない、一人で設営できるが、スカートと網戸が無いという日本の気候にはあっていないのが残念です。私の場合、整備された環境で使用するものではないので、要求が異なるためですが、あと一つなのに残念です。せめて、網戸だけはつけて欲しいです。

 

嶮暮帰島のいきもの 鳥の声

嶮暮帰島には入島制限があります。現在は、仲の浜ペンションポーチだけが嶮暮帰島ツアーをやっていて、日中だけ観光客が島を訪れることができます。私達は、浜中町の入島及び宿泊許可を得て捕獲調査を行っています。

私は22年間嶮暮帰島に年に最低1回、多い年は5回キャンプして来ました。嶮暮帰島でキャンプをして、毎年感動するのは、嶮暮帰島の音、特に鳥の鳴き声が、時間帯によって、季節よってめまぐるしくかつ劇的に変化することを体感することです。7月は生命の爆発的な活動力を感じますが、9月中旬を過ぎると生命をほとんど感じない不気味な感じに囚われるほど静寂に包まれます。多分体感しないと判ってもらえないと思いますが、これほど生命の活力を肌で感じることが出来る場所は、そんなに数多くないと思います。

季節的には5月頃から、コシジロウミツバメ、オオセグロカモメ、ウミネコなどの海鳥とオオジシギ、エゾセンニュウ、ノビタキ、クイナなど草原性の鳥が少しずつ訪れ、段々にぎやかになって来ます。7月をピークに8月中旬になると段々静かになり、9月中旬になりますと、信じられないほど静かになります。この間の劇的は変化は、表現が難しいのですが、ピーク時は生命のいぶきが爆発しているパワーを鳥の鳴き声多さ、大きさから感じます。

また日中と夜間では全く異なり、夜間は日中とは比べものにならないほどパワフルです。しかし、どんなにパワフルでも日の出60分前頃から、一瞬ほぼ無音みたいに鳥の鳴き声がピタットと無くなる時が10~20分程度必ずあります。それは、夜の主役のコシジロウミツバメやカモメ類から、日中の主役のエゾセンニュウに変わる一瞬の変わり目の時です。この時の静けさが何とも言えません。

しかし、この変化は8月中旬くらいまで、その後ような季節的、時間的変化がピタッと無くなります。この差は、恐怖感じるくらいの差です。夏場の夜間は他の生き物と一緒にいるという実感を得ますが、秋になると一人だけ死の島に来たのではないかと思うほど生き物の気配を感じ無くなってしまいます。

夜間寝ないで調査をする、トガリネズミ調査の特権かもしれません。出来ればこの生命の活力を多くの人に感じてもらいたいと思います。身近な環境でも同様なことが起きているはずなので、本来ならどこでも体感できるはずなのですが、嶮暮帰島で徹夜の調査を行うと感覚が研ぎ澄まされるからかもしれませんが、数十倍増幅されて感じることができます。この感覚を私が十分お伝えできないのがもどかしく、残念です。

下記の映像は、7月中旬の同じ場所の状況で、前半は22時頃で、後半は3時半頃の状況です。鳥の声に着目してください。本当の静けさはこの後半のよりももっと少ないです。無音だと気づいて、撮影しようと外にでたらもうこれくらい鳴いていました。正直、寝ぼけていたので出遅れました。

 

嶮暮帰島のいきもの クイナ

嶮暮帰島で、トウキョウトガリネズミの捕獲調査をしていると文句を言われることがあります。それは、クイナです。クイナは、捕獲調査をしている環境周辺で営巣しています。

罠を設置している場所をクイナな行動圏ですので、時々ニアミスをします。そうすると、ピィ=と鋭く何回も鳴かれ怒られます。とは、言っても、クイナは草の中ですので、見る事はほとんどありません。

しかい、映像のように捕獲調査地域を利用しており、雛までつれています。なるべく、クイナの繁殖の邪魔をしないように、怒られたらできるだけ、速やかにその場を離れるように努めています。

 

嶮暮帰島のいきもの コシジロウミツバメ その5

これまでのコシジロウミツバメについての補足です。

1)コシジロウミツバメは巣穴を掘りますが、掘る力はあまり強く無いと書きました。土を掘る足は、水かきが付いて面積はありますが、力強い足には見えません。

2)コシジロウミツバメが巣穴を掘る環境は、掘りやすい場所を探して多様な場所で穴を掘ります。

左側の草の生い茂ったところに巣穴と掘っている

 

ハンノキの低木林の中の土の斜面にも巣穴を掘る

3)コシジロウミツバメのアップ

4)コシジロウミツバメ雛の写真

コシジロウミツバメの幼鳥
あくびをするコシジロウミツバメの雛

嶮暮帰島のいきもの コシジロウミツバメ その4

コシジロウミツバメの幼鳥

嶮暮帰島のコシジロウミツバメの営巣状況調査は、2000年に調査して以降再調査していません。現在も2000万ペアーを維持しているかは不明です。体感的には、相当少なくなったような気がします。

嶮暮帰島に生息しているコシジロウミツバメの個体数を推計するには、嶮暮帰島にどれだけの巣穴があり、その巣穴の何%が利用されており、どれくらいが繁殖に成功するかということを、嶮暮帰島をいくつかのブロックに分けて、その中からサンプルを抽出して算出します。

巣穴の総数は、巣穴が掘られている環境ごとの巣穴の密度が判れば良いですので、巣穴の数を数えるだけですので、これは比較的簡単です。しかし、その巣穴のどれだけ利用しているのかを調べるのは大変です。そこで、多数の巣穴の状況を調べるために使用したのが、楊枝です。巣穴の前に楊枝を立てておいて、一晩でそれが倒れていたら、利用されている巣であると判断します。理由は、孵化して雛がいたら原則として毎日餌を運んできますので、必ず巣穴に入るため楊枝に触れて倒すからです。これは、先人によって、考案された方法です。

また、巣穴に入っていく様子も夜間なので良く見えませんので、確認するために使用したのが5台のSonyのビデオカメラで、ナイトショットという赤外線で撮影できる初期のビデオカメラです、その当時は、現在みたいなセンサーカメラなどは普及していませんでしたので、自動撮影すること自体が大変でした。深夜に一度はビデオテープを交換しないといけませんでした。

コシジロウミツバメの卵

しかし、営巣状況を確認するには、巣穴に手を突っ込んで、巣穴にいる鳥を引っ張りだして、確認するしかありません。もちろん、ランダムに巣穴を選びますが、嶮暮帰島全体で20個程度の営巣確認ができるくらいまで、手を突っ込むことになります。巣穴は曲がっていたり、細くなっていたりして、奥まで届かないこともあり、20個体程度の営巣を確認するのに手を突っ込む穴の数は、その5倍くらいになります。

工業用のファイバースコープで穴の中を調べたこともありますが、曲がっているとレンズが土の中に刺さるとか、コシジロウミツバメが土をかけてきますので、結局手をつっこんで捕まえるということが一番確実ということになります。手袋はしていますが、腕はむき出しなので、擦り傷で赤くなり、ひりひりします。さらに、イラクサやアザミが群生している中にも穴がありますので、これらに触れないように頑張りますが、結局は触れてしまい、痛がゆくなり、結構体がぼろぼろになる調査です。更に、穴の中に親鳥がいる場合は、手を突っつかれます。最初は、びっくりして痛いと思いますが、実は大したことはありません。馴れてきますと、突っつかれたらラッキーと思うようになります。手を突っ込む回数が減るからです。いや、かわいい幼鳥に会えるからです。

何れにしても、一般の方からは変態か?と思うような体を張った調査です。

嶮暮帰島のいきもの コシジロウミツバメ その3

コシジロウミツバメは、鳴き声も特徴的ですが、独特の臭いが強いですので、臭いでその存在がわかります。自分でいうのもなんなのですが、おじさん臭いというのか、乾いた雑巾にみたいな、なんとも言えない臭いです。決して良いにおいではありません。
巣穴の近くを歩いただけも、利用されている巣穴かどうかも、臭いで判るくらい強い独特な臭いです。鳴き声は夜間のみで、日中洋上で餌を食べてきたパートナーが、間違えずに巣に戻って来れるように鳴き交わして場所を知らせます。日中は、全く鳴きません。
トウキョウトガリネズミの捕獲地の周辺にはコシジロウミツバメの巣穴がありますので、当然コシジロウミツバメの巣穴からも少し離れたテント設営地周辺も着陸地点になります。夜間はテントの明かりで幻惑されるのか、時々テントにぶつかってくる輩や着地後歩いていると目の前に立ちはだかるテントを迂回せず強行突破をはかろうとする輩がでてきます。そのような輩は、大概テントとフライシートの間に入って出られなくなって、もがくことになります。このような方々には、丁重に迂回していただくよう誘導して、退去していただきます。本来、我々はそこに居るはずはありませんので、大変申し訳なく思っていますが、たまにテント内で大暴れする輩には少し、我を忘れます。
嶮暮帰島は無人島なので、キャンプをします。調査は、3人で行うことが多いです。よって、テントサイトは、作業用の共同テントと寝るための個人テントで構成されます。最近は、私一人で嶮暮帰島に調査行く事も多く、一人でテントが設営でき、作業場も確保できるインナーテントが2つ吊せるデカトロンのケシュアというファミリーテントを使用しています(20120年に廃盤になったモデルです)。嶮暮帰島は風が頻繁に吹いており、強風が結構多い場所です。したがって、作業場を確保できるような4~6人用のファミリーテントを一人で立てることは、結構困難です。しかし、一人で設営でき、かつ作業場が十分確保できるのが、このデカトロンのテントです。しかし、これが時々悲劇を生みます。このテントには、裾にスカートがついていませんので、地面との間に隙間があり、コシジロウミツバメが容易に侵入してくるのです。テントにコシジロウミツバメが首を突っ込んだ瞬間にコシジロウミツバメの臭いでテントが充満します。自らテント外にすぐ出て行ってもらっても、一晩はコシジロウミツバメの臭いにたえながら、過ごすことになります。1回、インナーテントを閉め忘れて、罠の見回りに行っている間に侵入されました。テントあけた瞬間、あの強烈な臭いです。まずいと思い作業場を探したが居ません。自主的に退去してくれたのか?と思った瞬間。寝袋や着替えの上で動く物が・・・。手遅れでした。低調に退出をお願いしましたが、暴れまくり、調査が終了するまでコシジロウミツバメの臭い中で生活することになりました。

嶮暮帰島のいきもの コシジロウミツバメ その2

手袋についている赤いのは、コシジロウミツバメの吐瀉物

コシジロウミツバメは、体長21cmの小さな海鳥です。土に穴をほって巣穴としますが、体は小さく、穴を掘るには非力です。したがって、石が多い場所、硬い土、ササの根が張っているような掘りにくい場所では、巣穴が掘れません。嶮暮帰島は台地上の島で、上部の台地では嘗て、耕作と放牧が行われており、畝や土塁が各所に残っています。よって、ササが生えていない傾斜地、畝、土塁などの凹凸のあり、水はけの良い場所が巣穴を掘る場所に選ばれます。しかし、巣穴を深く、丈夫に掘れるわけではないので崩れやすいものになります。特に人間が歩くと巣穴を踏み抜いてしまうことが多々ありました。 私が2000年に調査するまでは、そのような状況は知られていなかったため、嶮暮帰島の台地上の部分を自由に歩きわまっていましたが、現在は歩くコースが決められ、コシジロウミツバメの巣穴を踏み抜かないように配慮されています。

コシジロウミツバメの巣穴

 トウキョウトガリネズミの捕獲場所は、台地部分ではなく低地の海岸部分で、過去に昆布を干すための干場だった場所が主です。干場は石を敷き詰めて作られます。昆布干しとして利用されなくなって、場所によっては60年以上経過しているところもありますが、未だに石が多く、墜落函を埋めるために穴を掘るのは結構大変です。しかし、墜落函を掘るときにコシジロウミツバメの巣を破壊することはありませんので、とても気が楽です。

コシジロウミツバメは、弱くて、不器用な鳥です。日中、巣穴から出てしまうと陸上では動きが遅く、オオセグロカモメ、カラスなどに襲われてしまいます。したがって、島ではこれら捕食者の活動が低下している夜間に行動します。襲われても、鋭い嘴や爪があるわけではありませんので、唯一の抵抗が胃の内容物を吐くことです。オキアミを食べていますので、吐瀉物は血のよう赤くて、臭いですが、ほとんど防御になっていないような気がします。また、着地が下手です。巣の位置を知られないように、少し離れたところに降りますが、その降り方が着地というより落下という感じです。そして、よたよたと巣穴まで歩いて行きます。
トウキョウトガリネズミの捕獲地内には巣はないのですが、巣は周辺にありますので、調査地内に落ちてきます。さすがに、歩いている人間にむかっては落ちて来ませんが、テントにぶつかったり、罠の側に落ちてきたりします。暗闇の中で出会いますので、何度もびっくりさせられます。