トウキョウトガリネズミを観察するために、ノラニンジンやセイヨウノコギリソウなどの散形花序、散房花序をしている植物を飼育ケースの中に入れます。捕獲地には無かった植物を入れることになる場合が多いですが、飼育している場所で生育している観察しやすい植物を今は選んで入れています。これらの植物は小さな花が集まっているため、トウキョウトガリネズミの体をうまく支えてくれるようで、結構気に入っているように見えます。どれでも良いわけでは無いようで、入れた複数の花序をすべてチェックした上で、最終的に気に入った花序の中をぐるぐる回って収まり具合を確認しているようです。気に入れば長時間いるようになります。