餌やりなどの世話で、飼育ケースを開けます。飼育しているケースによって開け方が異なるのでその反応は様々ですが、草茎の中で休んでいる時に、そっ~とあけられた場合、「なぁに?・・・」、という感じで、顔を出します。何回か確認してから安全と判断したのか、草からでてきます。長時間休憩していた時は、まず排泄をすることが多いです。
今北大博物館で展示しているトウキョウトガリネズミ、ヒメトガリネズミ、エゾトガリネズミの飼育ケースには逃亡防止のため、隙間に養生テープが貼ってあります。飼育ケースを開けるためにこの養生テープを剥がすと、「ビリ」と高い音が出ます。どうもこの音は苦手なようで、逃げたり、隠れたり、飛び出てきたり、過敏な素速い反応が見られます。