12月2日まで行っていたトガリネズミ展で、トガリネズミの撮影を禁止にさせてもらっていました。実は、トウキョウトガリネズミやオオアシトガリネズミなどがハンティングなどで出す音(主として周波数帯 5~10kHz)とカメラがピンセットを合わせるために音がほぼ同じなのです。したがって、多くの人に撮影されると大変なストレスをトガリネズミたちに与えることになるからです。トガリネズミが出す音がどのように使われているかは、現在複数の人が研究中で詳細はこれからですが、いずれにしてもカメラの出す音波はとても苦手なことは確かのようです。