昨日は、トウキョウトガリネズミがハマナスのトゲが痛がる動画をアップしましたが、普通は痛がるどころかハマナスを登る際に、どのように手足を使って登っているか良くわかないほどのスピードで登ります。そこで、SONY FDR-AX60のハイスピード録画で撮影しました(昨日の動画も同じです。)1回の撮影で10秒しか録画できませんし、トウキョウトガリネズミの動きが速いので動きに合わせてカメラで追うことはとても難しいですので、良く登ってくるところを狙って撮影しています。
映像を見ますと、トゲの先端を避けて横に張り出した枝のように上手に四肢を置いて、登っていることがわかります。そして、トゲとトゲの狭い隙間にうまく前足と後足を入れています。更に足裏では不安定なら、指先を曲げてトゲに引っかけているのがわかります。足を置く角度によっては、トゲの先端が足裏に当たっているような場面も見られますが、うまく指先や足裏を丸めているようで、刺さっていないのでしょう。これまで、足裏や体から血が滲んでいるようなことは見たことはありません。体重が軽いのと、手足が小さいからできる技なのでしょう。