トウキョウトガリネズミの耳

人間の耳介は哺乳類の中では小さく、その形はすこし複雑な形になっています。外側からの上から、耳輪(じりん)、対耳輪上脚(ついじりんじょうきゃく)、対耳輪下脚(ついじりんかきゃく)、耳甲介(じこうかい)、外耳孔(がいじこう)、対珠(ついじゅ)、耳垂(じすい)=耳たぶ というように、でこぼこしています。

イヌなどの耳介が長い哺乳類は、耳介の表面はなめらかなものが多く、外耳道の方が複雑な形をしているものが多いです。

では、トウキョウトガリネズミの耳介は、どうなっているのでしょうか?

トウキョウトガリネズミは、耳があることがはっきり認識できます。(私は、意外と大きいと感じます。)写真などでみると毛に覆われており、イヌの耳介のようになめらかのように見えます。しかし、よく見ると人間に似て複雑な形をしています。

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