以下の写真を見比べてください。2005年の写真は、2007年に高潮受ける前の嶮暮帰島の汀線の状況です。エゾオグルマという植物が、高さ2m、幅2mの帯状に汀線沿いに生育していました。本来は、高さ50cmくらいなのが普通なのですが、ここでは、2m近くまで成長します。これが、防壁になって内陸の植物を守っているような感じさえ受けるような帯状に生育しています。
これが、2007年の爆弾低気圧による高潮と2011年の津波を受けて、一度は壊滅状態になるのですが、現状ではかなり回復しました。意外と津波を被った時よりも高潮を被った方かエゾオグルマの回復状況が遅かったような気がします。