トウキョウトガリネズミの夜の活動(飼育下)  2020/8/19 19:13から4時間40分後に24時間経過 その結果は

 

あと、4時間40分で、22:58になり24時間の経過を見てきたことになります。 (上記の映像は49分前に21:58に生ミルワームを食べたのですが、物色するだけで、食べませんでした。今回の24時間の中では初めての行動でした。)

この4時間40分の記録回数は67で、平均で約4分間隔で記録されていることになります。19:13にゆでミルワーム、19:31に生ミルワームを食べ、21:58,22:44,22:53、22:57に水飲み行動が確認されました。この間に21:18分から約30分間、餌替えに私が小屋の中に入り世話をしています。この間のトウキョウトガリネズミの撮影回数は私が生存確認をするため、トウキョウトガリネズミも動くので少し多く記録されているかと思います。

これまでを振り返りますと、8月18日22:58から19日5:24の暗い間は88回、明るくなった5:54から17:30の暗くなるまでも間は37回、17:30から22:58までの暗い間が67回記録されていました。明らかに夜間に活動が頻繁になり、日中の活動量は減るということが判ります。あくまでも単純平均ですが、暗い時は約4分間隔で記録されていますが、日中は19分間隔で記録されており、明らかに日中の活動量が低下することが判ります。

今回は、日中の映像が今回撮影条件が悪く、はっきり判別できない映像が多かったのですが、今回の結果からは採餌回数は24時間で10回ですので、144分に一度記録されていました。今回の記録上は、8時間餌入れから餌を取っていない食べていないことが判りました。食べ残した餌を食べていた可能性もありますが、その量はそんなに多くはありません。

今回の状況から言えるのは、日中の活動量は夜間と比較して約1/5に減少し、採餌回数は平均すると約2時間半ですが、8時間近く食べていなかもしれない可能性もあるということです。もちろん、自動撮影装置がすべてを記録している訳ではありません。タイムラグで採餌している部分だけ映っていないとか、メディアに記録している間は、次の撮影ができないということが何回かあったと考えられますが、その方が圧倒的に多いとは考えにくいですので、夜間に活動が活発になり、活動が低下する日中の採餌間隔は夜間より長くなるということが判ります。

 

 

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